2025年!巳年🐍!!
本年もよろしくお願いいたします!
合奏団常任指揮者の平井秀明先生のインタビュー第2回目をお伝えいたします!
■合奏団の常任指揮者になって■
靖子先生から、合奏団の常任指揮者へ、というお話をいただきましたが、伝統だとか長い歴史だとか…日本の宝だなと思っていました。あと、靖子先生に「合奏団を作ってやりなさい」と勧めたのも祖父だということも聞いていましたので、個人的に感慨深い思いもありました。アンサンブルだとか芸術的な面というのは指揮者によって変わってきますので、その部分を磨かないといけないのかな、と思っています。
■洋楽と邦楽とでは指揮のやり方は違いますか?■
オーケストラでは色々な楽器があり、邦楽でもピッチカート等色々な奏法があり・・・そんなには違いはないかと思います。箏は弦をはじく楽器ということで長いフレーズだとかが難しいのだと思いますが、やはり呼吸を意識して、みんなで合わせて呼吸をするというのが一番大事なエッセンスだと思います。そこは洋楽も邦楽も一緒かなと思います。
■指揮を見るポイントは上ですか?下ですか?■
指揮は上とか下とかのポイントではなく、自然な流れというか曲線だと思います。点と点ではなく、フレーズとフレーズのつながりだと。奏者も指揮者と一緒に呼吸することが大事ですね。ただ、まだみなさん、指揮を見る余裕がないようで・・・(笑)。指揮で曲の表現を表していますが、ここは大きく、ここは柔らかく・・みたいな、でも違う音色が聞こえると、あ、見てないな、と思います(笑)。目と目があって、一緒に呼吸できると曲も楽しくなると思います。
■最後に、合奏団員に一言お願いします!■
箏は一人でも弾けますが、合奏は大勢じゃないとできないものだと思います。もっと楽しくなるようなことをお伝えしたいと思います。余裕が出てくれば今まで聞こえてこなかった周りの音が聞こえてきたり、音色等も隣の人の音が聞こえてきて、自分も変わったりと、相乗効果が出てきて、もっともっと楽しくなってくると思いますよ。
(インタビュアー:郭 雅蓉華、山内 雅楽寿絵)
2回に渡って平井先生のインタビューをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
直接お話させていただき、熱い思いが伝わってきましたので、是非団員のみなさまも平井先生とお話してみてください!!